皆さま、2020年あけましておめでとうございます!
本年も、ブログともどもよろしくお願い致します!
皆様はお正月をいかがお過ごしでしょうか?
私は、正月休みの空き時間利用して、『地面師たち 新庄耕著』を読みました。
2018年に大手ハウスメーカーが被害に遭った地面氏事件を題材に、地面師と呼ばれる詐欺師の内幕を書き記した1冊でした。
不動産を巡る事件は、過去にも多くありましたが、大手のハウスメーカーすら騙される詐欺師の巧妙な手口には、ある意味感心させられるものがありますが、言い換えれば、誰でも騙される危険があるという事をあらためて教えてくれた事件でもありました。
地面師巨額詐欺事件記事はこちら!
積水ハウスから63億円騙し取った地面師(じめんし)とは?あなたも騙される巧妙手口 ‐ 不動産売却プラザ
私自身も不動産業界に身を置くものとして、常に正しく判断する目を鍛えなくてはならないという事と、手続きを急がせたり、決済を慌てて行なわせるなど、気になることがあれば、その取引からは身を引く事も必要である事をあらためて勉強させられた気がします。
2020年は、東京オリンピックもあり日本としては、最高の時を迎える年でもありますが、その反面、景気的には下り坂に差し掛かる事が予想されています。従って、金融商品などは大きな「売り」が発生し易い状況で、いろいろな欲望の仕掛けが施されやすい時期であると個人的には思いますので、今年は何事も慎重に行っていきたいと思います。
こちらの本は、実際の事件を紹介しているノンフィクションの作品ですので、こちらの本もおすすめです。
私も以前に読みましたが面白かったです。
2020年も、よろしくお願い申し上げます!